今週の備忘録(11/27~12/3)

元記事:https://archive.md/XcKI5

作成者:苺丸でぃ様

ニコニコユーザーページ:https://www.nicovideo.jp/user/7935198

作成日:2016-12-04 10:11


ずいぶん久しぶりの備忘録です。その分いっぱいあります。


■AviUtlでランダム移動の速度変更

ランダム移動に限った話ではありませんが、↑の画像の「設定」を押して「移動フレーム間隔」を大きくすると、移動速度がゆっくりになります。

■MMDを起動して一回目は必ず同じ物理演算結果になる

MMDの物理演算は出力するたびにズレが生じてしまうのですが、一度MMDを再起動して出力することにより同じ動画を撮ることができます。















↑知らずに作ってずれた例

■「シーン」は便利!


AviUtlの拡張編集の「Root」というところをクリックすると、↑のようにSceneというのがいっぱいでてきます。
これらを押すと個別に編集ファイルを作ることができ、さらに「メディアオブジェクトの追加」から「シーン」を選択すると、各シーンで作った動画をそこに呼び出すことができます。
さらに、「Scene1」などを選択した状態で該当箇所を右クリックすると「シーンの設定」をすることができ、動画の大きさを変更したり、何もないところを透過してしまうことができます。
(「上のオブジェクトでクリッピング」という機能は直上のオブジェクトにしか適用できないため、複数のオブジェクトを一つのオブジェクトにクリッピングできなかったのですが、シーンにクリッピングすることで解決しました。)


↑具体的にはこの場面。図形の四角形に文字をクリッピングしたシーンを用意し、そのシーンにキャラの影をクリッピングしています。

■アニメシェーダーをよりアニメ的に見せる方法

モデルのテクスチャを全て単色に塗り替えます(グラデーションなどをさせないということ)。線などを消してしまわないように注意。
当面使用予定がないので画像は用意できませんでした。すみません。

……と思っていたら「ブイン基地の一日」の作者きくちさんが画像を提供してくださいました。モデルはお宮さんの祥鳳です。

左が単色版。右が通常版です。


■半透明テクスチャの有用性


モデルのテクスチャを、例えばある方向へ徐々に半透明になるようにしておきます。

その状態でAutoLuminouを読み込むと、あら綺麗。武器(特にライトセーバー的な)に有効だと思います。


■1カットに1つ(だけ)印象に残るシーンを作ってみる


プロの映像作品では長回しでいくつもの山場があったりしますが、我々アマチュアなら1カットに1つ「見せたいもの」を作るだけでもずいぶん違うとのこと。

その際、見せたい一瞬を切り抜いても動画のサムネにできるように考えると良いそうです。

さらに三点構図を意識するとgood。


■短い動作でも、その後の余韻を大切にしないときれいなモーションにならない


例えば剣を振り抜く動作。振り抜くだけなら2Fもあれば十分ですが、振り抜いた後の動きを丁寧に作る必要があるそうです。

その際重心を意識するとリアリティが出ます。(重い武器であればそちらに傾くなど)


■髪の毛は頭の動きに遅れてついてくる


髪の物理を手打ちする場合のコツです。特に根本のボーンから毛先のボーンにかけて少しずつ遅らせていく(いわゆる階段打ち)とかなりそれっぽくなります。


■キャラクターの表情は隠さないことが大事


特に目を見せることが大切です。目は口ほどに物を言うとことわざにもありますね。

わざと目を隠す演出もありますが、多用するものではなさそうです。(←私は多用しすぎてた気がします……)


■アクションシーンではカメラを動かしすぎない


その方がよりアニメを意識した構図になるそうです。あと単純にキャラクターの動きがわかりやすい。



今回はここまでです。

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