作成者:下っ腹P様
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作成日:2014-04-04 23:31
先日公開した、こちらの静画の素材が残っていたので、
以前、第二回東北MMD勉強会でちょこっとだけ話に出した素材分けについて解説します。
まず、加工前の画像です。
MMDで、自作のG_Shaderというシェーダーを割り当てて、レイアウトを決めただけです。
で!
加工後はこちら
MMDで出力した、上記の素材以外にも様々な素材を出力して、AdobeAfterEffectsでひたすら加工したものになります。
この他に出力した素材はこちら
マスク素材
シャドウ素材
Z深度素材
上記のカラー素材と合わせて、4素材出力してます。
それを使って、どのように加工しているかというと、
マスク素材を使用して、肌と服を分けてそれぞれ色調調整します。
その他に、ハイライトのグロー素材用に、明るい部分だけを切り出したりしてます。
この他にも、AfterEffectsでレンズフレアを作ったりします(プラグイン一発ですけど)
以上の素材を、加算で重ねたり、ボカして重ねたり、オーバーレイで重ねたり、乗算で重ねたりして、最終的な「絵」にしていきます。
このような作業をコンポジット作業といいます。
第二回東北MMD勉強会でもいいましたが、以上の作業を各カットごとにやっていくと非常に時間がかかりますので、カラー素材だけから加工してもいいですし、MMD上で色々とエフェクトで加工してもいいと思います。
そこら辺に、自分がどういう「絵」にしたいのか、どこまで作りこみたいのか
というこだわりだと思います。
私は、ここまでやりたかったので、素材分けもしましたし、そのためにシェーダーも作りました。
それで気がついたら、シェーダーエフェクト制作がメインになってましたが・・・
あまり、MMDで素材分けしている人が居ないので、こういう方法もあるよ?
という感じで、参考になれば幸いです(`・ω・´)ゞ
もう少し詳しく知りたい人がいたら、AfterEffectsのAEPファイルを直接渡してもいいんですどね。
欲しい人居る?
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