作成者:バッテラ様
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作成日:2014-12-30 19:20
どうも、かっつりTOONシェーダ推進委員(非公式)バッテラです。
人にかっつりたのしいよーかっつりーというものの、口ばっかで何も行動しないのはーとおもい、TOON化カンタンダヨー。タノシイヨーということを言うために記事を書いてみます。
ただ、鯖のTOONは本当に適当なので、わざわざ記事読むほどでもないようなことも描いていると思います。ご了承ください。
◆かっつりTOONシェーダとは
言わずと知れたデータPの素晴らしいシェーダです。これがあれば2D表現待ったなし!
3Dで2D表現とは!とか細かい事を気にしてはいけません!
あと別に2D表現こそ至高!とかも思ってません。リアル系のシェーダ使う動画も作っておりますゆえ。
実は動画のリンクに既に使い方書いてあるんですが、今回はメイキングついでにやっていきたいとおもいます。
ということで今回はこの静画のメイキングしつつ、TOON化のススメをやっていこうとおもいます。
なんでこれかというと、
1、モデル改装をしていない
2、お姉さまの静止画のPMM保存せずに消しちゃった…
という理由です。
まあ1が最大理由です!別にモデル改造しなくてもできるのよ(当然向き不向きあるよ!)
ということでメイキングはじまりはじまりー。
◆簡単TOON化メイキング
①モデルさんを用意しましょう。
今回はまめる式の山城改二ちゃんに協力してもらいます。このままでもめっちゃかわいいですね。ふとももがとても良い…。
②MMEタブを開いて、エフェクトの割り当てを選んでモデルの名前をクリック!(今回は★山城)
すると適用するfxファイルを選べるようになるのでTOONフォルダ内の服を選んでみてください。
すると絵のように全体的に紫のかっちりした影がかかるようになりました。
まあ普段シェーダを使ってらっしゃる方ならいつもの流れですが、とりあえず全方位向けなので最初から書きます。
ただ、肌まで紫がかると、これはこれで有りな子も結構いるんですがあおじろいなーって感じがします。あと、顔影は少ない方が二次元っぽいです。
ので、肌はもうちょっと暖色にしていきましょう。
同じくモデルの名前を今度は右クリックすると、サブセット展開、というのがあります。これをくりっくしてみてください。すると、
どどんと、材質が表示されるようになります。
モデル自身に適用したのが、服.fxなので、各材質にも服.fxが適用されています。
次は、部分的に違うシェーダを適用させていきましょう。
③肌には肌.fx、顔には顔.fx、髪には髪2.fxを。割と髪2.fxが汎用性高い件。
サクサク適用していきます!チェックボックスをクリックするとその材質が消えますのでそれも目安に。
大体顔は「顔」体は「ボディ」とか部分名、髪は「前髪」とか「後ろ髪」とか分かりやすくなっている場合が多いです。さくっと適用するとこんなかんじに。
肌はオレンジがかった影に。顔はオレンジがかって影が落ちない仕様になります。
髪は髪と髪2がありますが、モデルさんによって影の現れ方がちがいます。
スフィアを抜くとハイコントラストな「髪」が好みだったりしますが今回は黒髪なので「髪2」に。
髪2は、肌のオレンジがきついなーと感じる時や、顔にもやっぱり影が欲しいなあというときに使うといいかんじになったりもします。
こんなかんじ。(顔だけに適用させた)
ただ、白目が紫っぽかったり、ほっぺたのピンクが辺だったりしますね…。
ここらへんはさくっとシェーダをやめちゃいます。
④白目、ハイライト、その他影が要らないところはさくさく「解除」
はい、影がいらなそうなところは赤で囲った解除をクリッククリック!
まつ毛の黒ポリにシェーダ要らない!とか、目に影おちたら暗くなっちゃう!とか、透過おかしくなっちゃった!とかそういうのを解除していきます。
割と差が出ます。
ここまですればシェーダの適用は終わりです!
そして今OK押すところをキャンセルおしちゃってぎゃあとうめきながら再設定しています。
あとは、いつものMMEを入れて、ライトいじるとこんなかんじ。
いつものMMEについては前回の記事参照。TOONの時はだいぶ色々薄め。AutolimuousもSiを0.1にしてあります。
ただ、Diffusionを使うとコントラストが上がるので、黒髪や艤装の色がつぶれちゃいます。
Diffusion使わなきゃいいんですけど使いたい!!!ということで仕上げにAutoluminousの設定をしましょう。
⑤Autoliminousのタブで、明るくしたいものは解除!そこまで明るくなくていいならAL_Texture.fxを適用
ビームマンさんのありがたい講座動画でもありましたが、Autoluminousは材質を解除すると光ります。
今回のAutoluminousはSi0.1で使っているので、解除してもそこまで大胆には光りません。
なので明るくしたいものは解除解除。
TOONじゃなくても白目は毎回解除するか後述の方法で明るくすることが多いです。
あと、顔と肌の色味が地味に違うので(違うシェーダ適用してるから)ここでちょっとだけボディを明るくします。ということで、ボディ(あとで足も)にはAL_Textureを適用します。
明るくなるのと、グラデーションかかったような雰囲気になって好きなんです。
太ももの影が一番わかりやすいので使っただけであって他意はないよ!ふとももアップにしたいだけとかじゃないよ!!!
で、黒くつぶれちゃった艤装や髪も解除解除!!すると、
わーい!黒くつぶれてた艤装と前髪がグレーになった!これで影もくっきり!
で、仕上げに
⑥MultiEdgeを適用する
わ、忘れてたわけじゃないよ…!!!
いつもはMME適用前にやってます(忘れてたんじゃないか)
モデルの読み込みからTOONフォルダに入っているビームマンさんのMultiEdge.pmdを入れ、更にモーションの読み込みで表情データを入れます。
MultiEdgeにモーションを読み込んで…
何も考えず配布されているものを読み込みます。他のMMEを後で描画するようにしたら…
おっけー!これで適用できました。
マルチエッジさんは色と色の差がある部分の境目にもエッジを引いてくれるのでよりアニメ塗りっぽくなります。書き出すとだいぶ違いが出るエフェクトさんですね。TOON化に必須アイテム!
多分くろっきーと呼ばれるMMEでもできますが詳しくないのでこっち使わせていただいております。
ということであとは背景入れて、ポーズ決めて、ライトの角度を調整したらできあがり!
ものぐさなので普通に物理演算です。着物の袖のボーンを手打ちする元気はなかった…。
ということでメイキングでした。こう、本当にこの行程踏めば誰でもできるんでみんなTOON化して遊ぼう…?
ここからはオマケです。
◆じゃきじゃきについて。
TOON化最大の悩みどころは影がきざきざする所です。美影モード(私はMMDが前のバージョンなので未だにCtl+Gです)使いつつ、大きめに出力(1600*900)することでごまかしていますが気になる人は気になるかなあ。
TOONにExシャドウ適用できればいいんですけど一応試みたところ、うまくいかなかったんですよねー…(涙)うう…MMEの改造は難しい…。
◆TOON化がデフォ適用でできる子とちょっと改造した方が良い子
当然、影をMMEで出しますので、テクスチャに影をあまり書きこんでいないモデルだとスムーズにTOON化できます。
ただ、物によってはテクスチャを(泣きながら)塗りつぶしたりした方がよりTOONっぽくなるモデルさんもあります。
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